注目キーワード

『鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々』が切なくて、泣ける。表紙イラストや続編などについて。

  • 2019年8月24日
  • 2020年5月3日

Amazonからのメールでおすすめされて、表紙イラストが素敵だったのと、題名の「鬼」の字に惹かれて買ってみました。

読み方は『きじんげんとうしょう かどのへん みなわのひび』です。

表紙絵、メチャクチャ素敵じゃないですか?

ものすごく、惹かれるものがありました。

ポイントがあったのと、私の中で本の電子書籍化が進んでいるので、勢いで電子書籍版を買ってしまいましたが、少しだけ後悔してます。

紙の本も好きなんですよね…。

イカン、収集癖が…。

文庫本を買うべきか、電子書籍を買うべきか…毎度ながら難しい問題でして。

今回は、和風ファンタジー小説『鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々』の紹介です。

鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々

江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第一巻。

「何度読んでも号泣必至」「人生観が変わった」と絶賛の嵐だったWEB小説シリーズが、待望の書籍化! 全編改稿のうえ、書籍版番外編も収録。

さらに電子版では特別短編の「暗夜」も収録。

引用元: 鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々より

小説家になろう」という小説投稿サイトから書籍化です。

2019年発売の和風ファンタジー巨編。

単行本ソフトカバーで280ページ。

発行元は双葉社。

電子書籍版もあります。

作者

作者は「中西モトオ」さん。

この作品がデビュー作です。

デビュー作でこのクオリティ!?

凄いの一言です。

文章力が、とても素晴らしい。

設定もしっかりしているので、グっと引き込まれますよ。

題名にもある通り、鬼が出てきます。

「和風伝奇」「和風ファンタジー」といったジャンル。

好きな方には、もろに刺さるジャンルですよね~。

私もその一人です(笑)

「和風」「妖怪」「鬼」とかの字が視界に入ると、ついチェックしちゃうんですよ(和風ドレッシングにも反応してしまう…)。

そういえばなんですが、結構前から話題のジャンプ漫画「鬼滅の刃」と似たところがありますね。

「鬼」と「剣戟」そして「泣ける」という面では似てる(鬼滅の刃ファンの方に怒られそうですが…)。

どちらも良い作品です。

鬼という脅威の存在に立ち向かう姿は、心躍るものがありますね(中二病バンザイ)。

素敵な表紙イラストは

この素敵な表紙イラストを描かれている方は、Tamaki(@ta_ma_ky)さんという方でTwitterのフォロワーさんは5万.4千フォロワーさんの凄い方でした。

絵師の方はフォロワーさんの数がスゴイですね。

いや、分かります。

これだけ素敵なイラストを描かれる方は、フォロワーさんが多いのは当たり前なのかもしれません。

素晴らしい才能だと思います。

私もフォローさせていただきました。

そして

TamakiさんのPixiv

TamakiさんのQUALIA

上記の2つのサイトでTamakiさんの素敵な絵を見ることができます。

鬼人幻燈抄の表紙イラストでビビビっとキタ方は、是非ともご覧になってみてください。

魅力的な作品の数々に心躍ること間違いなしです。

私も拝見させていただいたのですが、とても眼福な時間を過ごすことができました。

泣ける

「鬼人幻燈抄」しかしまぁ、なんとも切ない物語でした。

おっさん、泣いてしまいましたよ。

読みながら、視界が滲みました。

本を読んで泣いたのは冨樫義博先生の漫画「HUNTER×HUNTER」の「キメラアント編」の最後あたり、以来ですかね。

小説で泣いたのは、初かもしれない。

私がそういった泣ける系ジャンルを読まないというのもあるかもしれませんし、おっさん化による涙腺弱体化もありますが(もともと涙腺が弱い方かも)。

「なんとも切なく」

「ままならない」

「はがゆい思いをしながらも」

先が気になって読み進めてしまう。

ウルウルしながらもページをめくる手が止まらず、一気読みしてしまいました…。

続編も発売中

続編は現在第3巻まで発売中で、第4巻の「幕末編 天邪鬼の理」も2020年6月刊行予定とのことです。

江戸編 幸福の庭

百七十年後に現れる鬼神と対峙するため、甚太は甚夜と改名し、第二の故郷・葛野を後にした。幕末、不穏な空気が漂い始める江戸に居を構えた甚夜は、鬼退治の仕事を糧に日々を過ごす。人々に紛れて暮らす鬼、神隠しにあった兄を探す武士……人々との出会いと別れを経験しながら、甚夜は自らの刀を振るう意味を探し続ける――号泣必至と絶賛の嵐だったWEB小説シリーズ第二弾!

引用元:Amazon 鬼人幻燈抄 江戸編 幸福の庭 より

鬼人幻燈抄 江戸編 残雪酔夢

安政三年(1856年)の冬、江戸の町では銘酒「ゆきのなごり」が大流行していた。相変わらず鬼退治の仕事をし続けていた甚夜は、この酒をめぐる事件に巻き込まれてしまう。そして、その渦中、16年間行方知れずだった妹の影を発見するのだが……。号泣必至と絶賛の嵐だったWEB小説シリーズ第三弾! 武士と夜鷹の恋物語、鬼を敵視する陰陽師の登場、消えない過去との対峙――鬼人幻燈抄の物語はさらに深まっていく。

引用元:Amazon鬼人幻燈抄 江戸編 残雪酔夢より

こんな方におすすめ

鬼人幻燈抄はこんな方におすすめです。

  • 和風ファンタジー好きな方
  • 切なさ、はがゆさ、ままならない、なんとも言えない気持ちを味わいたい方
  • 泣ける本を探している方
  • 「鬼」「妖怪」「怪異」 などの類が好きな方

少しでも気になった方には読んでみてください。

ブログランキング・にほんブログ村へ