カメラを始めてみたいけど「何をどうすればいいかわからない」と悩んでいるあなた。
そんなあなたへおすすめの本が「カメラはじめます!」です。
マンガで描かれているので楽しく読めて、分かりやすい。
この本を読むと「カメラについてのわからない」が解決できますよ。
今回はカメラの教科書としておすすめな『カメラはじめます!』を紹介させていただきます。
カメラはじめます!
2018年1月に発売されたカメラの初心者さん向けの教科書です。
単行本ソフトカバーで160ページ。
A4サイズのノートより、少し小さめのサイズです。
発行元はサンクチュアリ出版。
電子書籍版もありますが、紙媒体の単行本の方がおすすめかもしれません。
この『カメラはじめます!』は全編カラーで、中の写真も綺麗。
絵のタッチにぬくもりを感じるので、紙媒体の本を所有していると満足感が違います(場所は多少取りますが)。
とはいえ、Amazonのkindle版(電子書籍)だと660円(単行本は1,320円)と半額くらいで買えるので、悩みどころではあるかもしれませんが。
わかりやすいと評判で2020年2月には21万9千部突破(※電子書籍含む)と、カメラの教科書としてはかなり売れています。
作者 こいしゆうか
作者はこいしゆうかさん。
職業はイラストレーター・エッセイ漫画家・キャンプコーディネーター・プロデューサーと多彩な方。
主な書籍に『そうだ、キャンプにいこう!』(standards)や『キャンプ、できちゃいました。』(アスペクト)など。
とても親しみのあるイラストで表現されています。
漫画は『ランドネ』(エイ出版)、webメディア『ジモコロ』などでも連載中。
キャンプコーディネーターとしては女性視点のキャンプ情報発信ブログ「女子キャンプ*」というブログをやられていたり、女子キャンプのコミュニティも開設されてます。
テレビ番組は「マツコの知らない世界」「ヒルナンデス」などに出演、他にもラジオや雑誌など多数のメディアに出演。
キャンプだけでなくハイキングやテントを背負って歩いたり、自転車で走り回るなどかなりアグレッシブな方。
作中の可愛い絵で思わず「クスッ」とくる、キャラが立っている作者さんです。
監修 鈴木知子さん
監修の鈴木知子さん。
職業はフォトグラファーとして活躍されてます。
東京工学大学短期大学部卒業後、広告撮影プロダクションに入社。
コマーシャルフォトを中心に活動後独立。講師、書籍の執筆、写真コンテストの審査員など幅広く活動されています。
著書に『すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ』(インプレス)『写真が上手くなる52の宿題』(日本写真企画)など。
鈴木さんもブログ「すずちゃんのカメラ!かめら!camera!」で1日1枚のスナップ写真を毎日更新されてます。
素敵な写真ばかりで思わず見入ってしまいました(流石プロは違う!)。
センスの良いお洒落な写真がズラリと並んでます。
気になった方は、是非チェックしてみてください。
作中では主人公の「こいしゆうか」さんに的確なアドバイスをする、サポート役として登場。
目次の紹介
第1章 プロローグ
第2章 運命のカメラとの出会い方
第3章 覚えることは3つだけ!カメラのコツ
第4章 知っているだけでセンスいいねと言われる!写真のコツ
第5章 デジタル一眼レフカメラでしか撮れない世界
第6章 思わず見せたくなるステキな写真のつくり方
第7章 売れる写真を撮るプロのテクニック
最終章 カメラのあるちょっといい毎日
どの章も気になるタイトル。
中でも第3章の覚えることは3つだけ!は帯にも大きく描かれていてこの本の最大の売り。
「本当に3つだけ?」
と思いましたが、書かれていたのは確かに『ボケ』『明るさ』『色』の3つだけでした。
あとは撮ってみるだけですね。
Amazonでも高評価
Amazonで本の評価を調べてみると
この記事を書いている4月28日時点でレビュー数253件で☆も4.6と高め。
そして☆5つが73%とかなりの割合。
気にもなったので全部ではありませんがレビューを見てみると
「初心者向け」
「とてもわかりやすい」
「読みやすい」
など
思わず「うんうん」と、うなずきたくなるような同意見がたくさん。
改めて「良い本なんだな」と納得です。
こんな方におすすめ
- これからカメラを始めてみたい方
- わかりやすいカメラの本を探している方
- カメラを始めようと思ったけど、わからなくて挫折した方
など全てのカメラ初心者の方におすすめできる1冊かと(初心者の私から見ても、初心者向けで分かりやすいと思いました)。
カメラ初心者の悩み
カメラ初心者さんがつまずく悩み全部解決します!と帯にもあり
- 3つの組み合わせで、撮れる世界は無限大
- いつものオートは、簡単に卒業できる
- 一発で写真がアカ抜ける黄金法則
- 背景をつくると、主役がキラリと光る
- ドラマチックは色でつくる!
- あえての逆光が最高のシチュエーションだった
- 何を撮っても絵になるシンデレラタイムがある
- 美味しそう♡をつくる魔法の3拍子
- 花は撮る位置が9割
- 売れる商品写真を生み出す光のマジック
- 三脚がなくてもアートな夜景は撮れる
とありまして
「あれ?この一冊読めばとりあえずは大丈夫なんじゃ?」
と思ってしまうレベル。
友人からのプレゼント
私がこの本を読んだキッカケは
Instagramも始めたし
「カメラについて勉強しようかなぁ」
と言っていたのを憶えてくれた、友人からのプレゼントでした。
ちょうど「カメラの本を買ってみようか」と考えていたところだったので、嬉しい限り。
友人もこの『カメラはじめます!』は読みやすくておすすめ、とのことでのプレゼントでした(友人は小学生の頃からカメラが趣味のカメラ玄人)。
実際、読みやすくてカメラ初心者が「分からない」「分かりにくい」ポイントのついて解説してくれてます。
初心者って、そもそも「分からない」ことが「分からなかったり」ですよね。
その点、1というか0からしっかりと分かりやすく描かれているところが、この『カメラはじめます!』をおすすめできる1番のポイント。
私自身が分からない人間だったので、本当に感謝(友よ、ありがとう!)。
マンガなので繰り返し読むハードルが低い
プレゼントしてもらったその日に、一気読みしてしまいました。
「読みやすくて、分かりやすい!」
読んでいてスルっと知識が入ってきつつ面白い。
正直、カメラについてチンプンカンプンの私でも、何度か読めば「なるほど~」となりました。
読みやすいとはいえ、初心者には分からない言葉だったりが多く、読み返すことでちゃんとした知識になるわけで。
そういった意味では、繰り返し読むハードルが低いマンガの作品なのは、とても良いことですね。
カメラ初心者におすすめの入門書
1周サラっと最後まで読んで、よく分からない箇所を読み直しをしたくらいですが、カメラに対してのモチベーションが上がりました。
何度も読み返してしっかりとした知識をつけて、イイ写真が撮れるように頑張ります。
カメラを始めたい方、カメラ初心者の方にピッタリの一冊。
マンガでわかるカメラの教科書として是非。