「ナツハゼの実」
ご存知ですか?
私は知りませんでした(汗)。
この記事では
- ナツハゼの実について。
- ケーキとジャムを作りましたよ。
といった内容となっております。
よろしければお付き合いください。
序章
ある日のこと。
アイスを買って冷凍庫に入れようとしたところ、ジップロックに入ったブルーベリーを発見。
「このままじゃアイスが入らない!」
そこで家主に「このブルーベリー使っていい?」と確認したところ「いいよ~。」との返事。
「じゃあ、やってみっか!」
ということで「ケーキ」&「ジャム」を作ることになりました。
とりあえずブルーベリーを出して、アイスを入れる。
これでひとまず安心。
ブルーベリーは自然解凍で放置。
少し時間が経ちまして、解凍されたブルーベリーを一粒、味見してみる。
「なんか、このブルーベリー酸っぱくね?」
家主に確認すると「ブルーベリー」ではなく「ナツハゼ」という名前の実らしい。
…いや「別にいいけど、教えてくれよ」と。
そんなワケで「ナツハゼの実」を使って「ケーキ」&「ジャム」を作っていきたいと思います。
※前置き長いのと「序章」とか、カッコつけてスイマセン。
ナツハゼの実について
ナツハゼはブルーベリーの親戚で、漢字では「夏櫨」と書きます。
分類 | ツツジ科/スノキ属 落葉広葉/低木 |
学名 | Vaccinium oldhamii |
別名 | ゴンスケハゼ/ゴスケハゼ ヤマナスビ/ヤロコハチマキ |
高さ | 1m~3m |
用途 | 雑木の庭/生け花 |
筆者は栃木県民なのですが別名で「ハチマキヤッコ」と呼ばれています。
「ハチマキヤッコ」と検索すると「鉢巻きをしたお姉さん」が出てきます(笑)
地方により呼び方が違うのが面白いですね(ハチマキヤッコは栃木でしか通じないとかなんとか)。
本州から九州の山地に自生する落葉低木。
初実は初夏にできはじめ、9月から10月にかけて熟す。直径5~8ミリほどで、黒く熟せば生で食べることができる。舌触りは余り良くないが、甘酸っぱく、葡萄のような味がする。
初夏にハゼノキのように美しい紅葉を見せるためナツハゼと命名されたが、新芽も赤みを帯びる。葉は両面とも毛に覆われ、ザラザラするのが特徴。
夏に黄緑色した穂状の花を咲かせる。
引用元:庭木図鑑 植木ペディア
「日本のブルーベリー」と呼ばれることもあるとのこと。
ポリフェノールの多さで注目集める
ナツハゼの実は、目の疲労回復や血液浄化作用などに効果があるとされるアントシアニン等ポリフェノールがブルーベリーの2〜3倍も含まれているといわれ、活性酸素を消去する働きが高いといわれます。今後ますます注目されるようになる純国産の食材といえるでしょう。
引用元:JA長野県
また、しっかりと色が出るので「衣類などの染め物」や「リキュール漬け」にも良いそうです。
ケーキ焼いてみました
ケーキを焼いてみました。
材料
ナツハゼの実 | 600gくらい |
ホットケーキミックス | 150g |
卵 | 2個 |
プロテイン | 少々 |
※プロテインは「ケーキを食べる罪悪感から逃れる為」「一応健康意識してる」「粉の量調整」等の理由から入れています。
万能の「ホットケーキミックス」のお出まし。
パパっと出来て重宝します。
卵とホットケーキミックスを混ぜます。
ダマにならない様にしっかりと。
ミキサーで軽くやりました(粒が残ってるくらいが美味しいかと思いましたので)。
ちょっと味見。
やっぱり酸っぱいですね。
でも、このままいきますYo。
投入して混ぜます。
色見的にはあんまり…ですね(黒魔術的なナニカに…)。
ウチでケーキを焼くときはこのスタイルです。
キッチンペーパーが良い仕事してくれます。
そのままオーブンへ投入。
180℃のオーブンで40分くらい。
紫の溶岩みたいですが「ナツハゼケーキ」です。
後でいただきます。
ジャムを作ってみました
ジャム作ってみます。
ジャムを作るのは初めてだったりするので「クックパッド先生」に御助力いただきました。
「Google先生」といい「クックパッド先生」といい、便利な世の中になったもんですね。
材料
ナツハゼの実 | 600g |
砂糖 | 150g |
※ブルーベリージャムのページを参考に作りました。
鍋は厚手の物が良いそうです。
私は使い慣れた「無加水鍋」を使ってみました(厚手だし熱回りが良いのでおすすめです)。
弱火で熱し始め、アクなどを捨てながら砂糖を加え、強火にし焦げ付かない様に煮詰めました。
水分がとんでトロトロになったら完成です。
ジャム作り初めてだったのですが、意外と簡単で楽しめました。
多めにある果物(余っているもの)などでジャムを作ってみるのも楽しいと思います。
実食!
ケーキ&ジャムをいただいてみる(バニラアイスを添えて)
ケーキのみだと酸っぱいことは明らかだったのでジャムと一緒に。
それとバニラアイス(相性抜群だと思ったので)。
バニラアイスはこちら
このバニラアイス自体も普通の「バニラアイス」と違い、クセがあるものでしたが、なんと相性ピッタシ。
とても美味しくいただけました。
3時のおやつにいただきました。
ケーキをそのままいただくと、酸っぱい…ですがイケなくはないといった感じ。
ジャム&ケーキは普通にイケますね。
「酸っぱい系が好きな方」におすすめできる?味わいになりました(たぶん)。
バニラアイス…
「酸っぱい」+「甘い」=「甘酸っぱい」
「美味しいー♪」になりました(ケーキ作っている時点で分かってました)。
「これ絶対合うヤツだ」と。
ペロリと美味しくいただけました。
ジャムトーストをいただいてみる
トーストに塗っていただいてみました。
割とたっぷりめに。
海苔…ではない。
「ナツハゼジャム」です。
こちらは
ほんのりと甘く酸味があり、朝の目覚めには良かったです(酸っぱさに目がシャキとします)。
家族にも勧めてみたところ「美味しい」とのこと。
やったぜ!
酸味を楽しむのもありですが、バターやマーガリンなどと合わせてみても美味しそう(朝のトーストが楽しみになりました)。
紅茶に入れてみるのもありかもしれませんね(フルーツティー的な)。
感想
冷凍庫がいっぱいで困ったことがキッカケでしたが、ケーキやジャムを作って「ナツハゼの実」についても分かったので良い経験になりました。
自分で食べて美味しいのはもちろん。
食べてくれた人が「美味しい」と言ってくれると、すごく嬉しいものですよね。
今回のジャム作りをやってみて、初めてのことでも「やってみるものだな」と改めて実感しました。
それでは。
ナツハゼジャム ナツハゼファームこちらでナツハゼジャムが買えます。
アントシアニン等ポリフェノールといえば、色々と効能があり、特に目に良いと言われている成分ですよね。
著者も加齢などと共に、目に不安を感じ始めてます。
ナツハゼとはいわず、ブルーベリーの「冷凍食品」や「サプリメント」などを積極的に摂るようにして、少しでも良くしたいものですね 。
※レビュー等を見ると、飲み続けることで効果あるとの声もあります。
私もブルーベリー生活、始めようかと思います。