断捨離がてら、部屋を掃除していたら一冊の本が出てきた。
和田祐美著「15歳から学ぶ「陽転思考」のきほん」
友人が私に貸してくれた本でした。
借りてから6年くらい?になるでしょうか。
別に借りパクをするつもりはまったく無く、いつの間にかそんなことに(友人、申し訳ない)。
少し休憩ということで、パラパラとページをめくると…。
良いこと書いてあるなぁ…。
フムフム。
うんうん、そうなんだよなぁ。
へ―。
なるほど、そういうふうに考えればいいのか!
いつの間にか読み終えてしまい、元気を貰えました(ビックリするくらい、あっという間)。
そんな一冊。
非常に読みやすく、良書だと思ったので紹介させていただくことに。
思春期の方はもちろん。大人の方にも。
可愛らしい表紙ですが、中身はとっても良いことが書かれています。
私はアラフォーのおっさんですが、読んで良かったなと思えました(できれば思春期に読みたかったかも、なんてね)。
文章が本当に読みやすいんですよ(思春期のみなさん向けに書かれてるワケだから、当たり前ではあるかもですが)
誰しも経験がある(するであろう)、「辛いこと」や「悲しいこと」などに、どう対処していくべきなのか?みたいなところが書いてあります。
「目からウロコ!」みたいなことが、特に書いてあるわけではありません。
ただ、書いてあるとおりに考えてみたら「あの時の嫌なこと」も実は「良かったこと」だったのでは?ってなります。
生きていく中で経験することを「マイナス」ではなく「プラス」に考えてみよう。
そうしたら、「なんだ、大したことじゃないじゃん」なんて思えるようになる考え方を教えてくれます。
こういった自己啓発の本って、「難しく書いてあったりでサッパリ分からない」、「眠くなったりで読むのをやめてしまう」なんてものもあると思うんです。
その点この本は、兎に角「読みやすい」です。
例えるなら…
スポーツ後のスポーツドリンクが身体にスーっと入っていく感じ(例え、ヘタクソかよ(汗))
でも本当にスーっと入ってくるんですよ。
別に思春期じゃなくても全然OKです!
お子さんが何かに悩んでるようなら何気なくテーブルに置いておくも良し。
ダイレクトに「いい本があるから読んでみて」でも良いと思います。
大人の方にもオススメしますよ。
少し考え方を変えるだけで、「あの時の嫌な思い出」も「あの時があるから今がある」に変われるかもしれません。
世の中、暗いニュースやストレスが本当に多いと思います。
学校や仕事で、嫌なことも辛いこともあるでしょう。
でも、それでも。
明るく楽しく、生きたいじゃないですか。
暗い顔して下を向いていては、せっかくの「素敵なもの」を見落としてしまうかもしれませんよ。
この本は、そんな「素敵なもの」を見落とさない様に、あなたに前を向く手助けをしてくれる。
そんな一冊です。
宜しければ手に取ってみてください。
それでは。