2020年6月18日に『片道勇者プラス』のダウンロード版がNintendo Switchでも配信開始されました。
ローグライクゲーム好きの方におすすめの作品。
Nintendo switch以外にPCでも遊べますので、そこについてもご紹介させていただきます(私自身はPC版のみプレイ済み)。
片道勇者
元はフリーゲームの作品で『片道勇者』として2012年8月にリリースされました。
PC版は日本国内で20万ダウンロードされた、名作の呼び声高い作品。
強制の横スクロールRPGで次の一手を考えるのが楽しいのですが、止まっていると闇に飲み込まれて死んじゃいます。
自動生成される世界で、ランダムに出現する敵やアイテム。
プレイヤーも敵も1回ずつ交互に行動するタイプの「いわゆるローグライク」的な作品(『トルネコの大冒険』や『風来のシレン』などの不思議のダンジョン系です)。
プレイヤーを強化していき、ゴールを目指します。
細部までしっかり作られているので、周回するのが苦じゃない「なが~く遊べる作品」ですよ。
【ストーリー】
世界は、今まさに闇にのまれようとしていた。
西より迫る、まるで壁のような暗黒の霧。それに飲み込まれた者は誰一人として帰って来ることはなく、闇は今もあらゆるものを飲み込みながら、休みなく東へと進んでいた。
この闇を生み出したのは、「魔王」と名乗る者であると言われている。しかし民はみな、逃れられぬ闇の前にあらがうことさえあきらめ、誰も魔王に立ち向かおうとしなかった。
そんな中、闇を止めるために一人の勇者が魔王討伐に志願した。それが『あなた』である。
引用元:SilverSecond片道勇者より
対応機種 | Nintendo Switch |
ジャンル | 強制横スクロールRPG |
開発元 | Smoking WOLF |
発売元 | PLAYISM |
発売日 | 2020年6月18日 |
対応言語 | 日本語 英語 |
レイティング | CERO:A |
価格 | ダウンロード版1500円(税込) |
今回の移植にあたり、ほぼ全ての要素を網羅してNintendo Switchに登場 。
- Switch版に最適化された操作(ファンの方の中には、携帯プレイを望んでた方も多いのでは。これは嬉しいですね) 。
- クラス(職業)は全11種でそれぞれの特徴があり、様々なプレイスタイルが可能に。
- サポートしてくれる仲間はみんな個性的で、キャラがかなり立っています。この作品の魅力の一つかと。
- 260種類を超える多彩なアイテムの中には、用途次第では毒にも薬にもなるアイテムも。上手く使いこなせるかはあなた次第。
- 全9種類のマルチエンディングシステムで「難易度高めの挑戦」や「長旅の果てで」のエンディングは結構感動しますよ。
- 個人的には音楽が、結構好きだったりします。
Nintendo Switch 片道勇者プラス ダウンロード版はこちら(1500円)
PC版なら無料
元はフリーゲームですので、公式サイトからのダウンロードで無料プレイも可能。
キーボードでもプレイできます(ゲームパッドでもOK)。
システム要求は
対応OS | Windows 2000 XP Vista 7 8 10 |
プロセッサー | Pentium III 1.0 GHz or better |
メモリ | 256 MB RAM |
グラフィック | 800×600 resolution or higher |
DirectX | Version 9.0 |
ストレージ | 50 MB 利用可能 |
要求スペックも高くないので、試しにプレイしてみてはいかがでしょうか?
片道勇者 公式サイト(無料です)
片道勇者 Steam版はこちら(350円)
私はお布施としてSteamで購入しました。
片道勇者プラス
『片道勇者』にDLC的な要素を追加したのが『片道勇者プラス』です。
クラス(職業)に「理騎士」「忍者」「観光客」が追加され、ストーリー面なども強化。
たくさんの追加要素で遊びやすくなっているので、PC版の購入なら『プラス』版がおすすめです。
片道勇者プラス Steam版はこちら(650円)
PLAYISMのセールなどもあり、わりと頻繁にセールしていますが、650円で買っても十分に楽しめるかと。
Switch版とPC版の違いは?
今回、配信開始されたSwitch版との違いについて。
ゲーム内容は変わらないので、PC版に触れていない方にはおすすめとのこと。
ゲームの動作速度もほぼ同じらしい。
元々が軽いゲームではありましたが、移植を担当した「エスカドラ」さんが頑張ってくれたそうです。
年齢制限での修正がちょっとだけあったそうで、PC版もプレイ済みの方は違いを探してみるのも面白いかも。
残念ながらオンライン機能は無しとのこと(PC版で、誰かプレイ中だと嬉しかったりしたものです)。
ですが、「キャンペーンワールド機能」(必ず仲間が登場したり、特殊ルールが付く世界で遊べる)などは他の形で再現されているとのこと。
詳しくはこちらSmoking WOLF開発日記へ
繰り返し遊べる
ローグライクゲームの醍醐味といえば、やり込み要素でしょうか。
ゲーム中に「次元倉庫」というものがありまして、死んだ場合の装備を次回のプレイに持ち越すこともできたりと、周回が楽しめるシステムもあります。
難しくなる分、クリアした時の評価を上げることができる「特徴」など、マゾなプレイも可能。
慣れてきて普通のプレイじゃ満足できなくなってきたら、そっちをやってみるのも良いかも。
Swith持ってないけど
私はNintendo Switchを持ってません(欲しいけど~)。
ですが、サクッと短時間のプレイも楽しめる『片道勇者プラス』は、携帯機のSwitchとの相性も良さそうだと思いました。
ローグライクゲーでアクション的な要素も無いので、のんびりと「寝っ転がってのプレイ」なんていうのもイイかもしれません。
不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ
関連作品として『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』という作品もあります。
スパイクチュンソフトから発売された『片道勇者』のリメイク作品。
スパイクチュンソフトはローカライズ(対象国の言語や文化に対応させること)してくれたりと、『侍道シリーズ』が好きなので好感度高めなのですが、この作品は…。
原案である『片道勇者』の出来が良すぎたのもありますが、お世辞にも良作とは言えない作品に。
いろいろと『片道勇者』の劣化版的な所が目立ちます。
「動作が重い」「ボイスいらないんじゃ」など、サクサクと進めない感じがマイナス点。
原案の『片道勇者』を知らなければ、もっと楽しめたのかもですが…
PC、PS4、PSVita版があります。
おすすめはできませんが、いちおう紹介だけ。
不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ Steam版はこちら(980円)
ローグライク好きの方へ
記事作成にあたりPC版を久し振りにプレイしました。
やっぱり面白い。
なんだかんだで130時間以上プレイしていたりします(寝落ちプレイのカウントが○○時間あったりもしますが…)。
クセが強めの仲間との会話や小ネタが、好みにドンピシャなのかもしれません。
やり込んだ!とは言えないかもですが、Steamの実績(PS4のトロフィー的なヤツ)集めなどもゆる~く楽しめてます。
飽き性気味で、積みゲー化しがちの私にしてみれば、かなりやってる方かと。
そのくらい面白い作品です。
ローグライクゲーム好きなら楽しめる作品ですので、気になった方は是非。
上の2つは『片道勇者』制作についてのウラ話やゲーム開発についてのコトについて書かれています。
『片道勇者開発記: 四年の旅路』のサイドストーリーは思わずウルっと感動しました(ますます作中のキャラクターが好きになりました)。
Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」の会員だと、無料で読むことができます。
ライトノベルで原作ファンの方におすすめとのこと(レビューより)。
ゲーム本編をプレイして気に入った方は、読んでみてはいかがでしょうか?
こちらはまだ読んでないので、その内読もうかと。
Nintendo Switchは、相変わらずの品薄な様ですね。
そして転売価格…。
もうちょい様子見をしようと思います。